多くの答案や、たくさんの生徒さんに接してきて、思うことがあります。
それは、「国語力が高いと、人生が豊かになる」ということです。
国語力を「読む」「書く」力と定義するならば、
「読む」=読解力がないと、相手の意図を正確に理解することができません。
「書く」=記述力がないと、自分の意見を正確に伝えることができません。
相手の考えがわからない、自分の意見を表現できない、伝えられない、というのは何とももどかしく、苦しいことなのではないかと思います。
また、「読む」「書く」力は「話す」というコミュニケーションにも関わっています。
相手の意図を正確に理解できないと、コミュニケーションの障害に通じてしまう可能性もあります。
しかし、「読む」「書く」、この2つを自由に使いこなす力があれば、筆記試験で点数を取るだけでなく、社会で生きていく力にも成り得ます。
実際に「読む」「書く」に不自由ない人生は幸せだと思います。
国語力を携えて、自信に溢れた巣立っていった生徒さんたちの姿を見ると、心からそう感じます。
したがって、国語力があれば、人生は彩り豊かなものになると、確信しています。